仮想通貨初心者に送るブログ

昨年から仮想通貨投資を始めた初心者同然の私が、これから仮想通貨投資を始める方に少しでも役に立つ情報をお届けするブログです!

仮想通貨の口座を複数持った方が良い理由3つ!

私が最初に仮想通貨の取引所に口座を開設したのはbitFlyerでした。

 

これは、最初に引っかかっちまいましたHIYPで、ビットコインと日本円を交換(その当時は売買なんてするつもりはありませんでした)する為に開設したものです。

 

最初のうちは何がなんだかわからないうちに口座を開設していきましたが、調べていくうちにやはり口座は複数個持っている方が、資産を増やしていくのに有利だということがわかってきました。

 

いろいろな面で有利な点はあるのですが、その中でも3つほど今回はお伝えしたいと思います。

 

1.リスク分散

まずは『リスク分散』ということですが、これは取引所に資金を預けておくことのリスクです。

 

1月に起こったcoincheckのハッキング問題で、仮想通貨に投資をしている人の多くが、購入した仮想通貨を取引所に置いておくことへのリスクを感じたと思います。

 

中長期的に仮想通貨を購入して保持しておくのであれば、ウォレット(財布)に入れておくことが1つのリスク回避になります。

 

ウォレットアプリの中には取り扱い通貨の種類が少ないものや、取引も可能なものがありますのでこちらも吟味した方が良いと思います。

 

もっと安全に、外部からの干渉を受けずに保管したい場合はハードウォレットでオフライン状態での保管が望ましいと思います。

 

仮想通貨取引所は今後もハッキングのリスクにさらされ続けますので、個人個人が可能な限りのリスクヘッジをしていく必要があるのです。

 

今回のcoincheckの事件で、Mt.Gox事件のようにcoincheckが破綻するようなことはありませんでしたが、今後、同じような規模もしくはそれ以上の規模でのハッキング被害が発生した場合、取引所自体が破綻するリスクもあるわけです。

 

ということは、ハッキング被害にあった通貨だけでなく、被害にあった取引所に置いておいた全ての通貨の引き出しができなくなることもあります。

 

たしかそれで芸人さんが困ってましたね。

 

投資はあくまでも余剰資金でやる事を前提にしてリスクヘッジをしていかなければなりません。

 

そして、全てが自己責任のもと執り行われることであるという事を理解しないといけません。

 

2.アービトラージ裁定取引)をする為

アービトラージとは、取引所ごとの価格差で利益をあげることのことを言います。

 

基本的に取引所ごとでビットコイン価格やアルトコイン価格というのは微妙な価格差が出ています。

coincheckのハッキングが発生した時のNEMの価格も取引所ごとで大きく差が開いていた時間帯がありました。

 

例えば、bitFlyerZaifでのビットコイン価格に差があった場合、bitFlyerでは1BTC=100万円でZaifでは1BTC=101万円だったとします。

 

この時、bitFlyerで1BTCを買って、Zaifで1BTCを売ったら、取引所間での差額1万円が利益になります。

 

この取引所間での価格差を狙った取引のことをアービトラージと言うのです。

 

アービトラージを行うには、複数の取引所の口座を開設しておく必要があり、各取引所にすぐに対応できるようにある程度の資金を投入しておく必要もあります。

 

現在では『ビットコイン相場 in 日本』というサイトで日本の取引所の1BTC価格を簡単に確認することができます。

 

日本以外でも、海外の取引所との価格差が大きく開くこともあります。

 

昨年は『ジャパンプレミア』という、海外に比べて日本のビットコイン価格が異常に高くなっていることが間々ありましたので、この時にアービトラージをしていた方も多くいました。

 

しかし、先ほどもお話ししましたが、アービトラージを行う時には各取引所にある程度の資金を投入しておかないといけない為に、多少の資金力が必要です。

 

タイミングよく運用をしていければ利益を上げることはできますが、先ほどの例で言うと、

 

bitFlyerで1BTCを買って、Zaifに1BTCを送金してからZaifで1BTCを売る』

 

『あらかじめbitFlyerZaifに資金を投入しておき、bitFlyerで1BTCを買って、Zaifで1BTCを売る』

 

この違いがわかりましたでしょうか?

 

送金のプロセスがないのですが、なぜ送金のプロセスがないのか?

 

今現在はそこまで時間はかかっていませんが、一時、ビットコインの送金に1〜2日かかったこともあったんです。

 

送金をしてアービトラージをすると、送金に時間がかかってしまい、買った時の金額よりも下がってしまうことがあるので、やはりいくつかの取引所である程度の資金を入れておくとすぐに対応できます。

 

3.取引所ごとの手数料の違い

 

ビットコインの売買には手数料がかかります。

 

外為FXでいうスプレッドと一緒です。

 

この手数料も取引所ごとで違いがありますので、別記事にまとめてありますのでこちらの記事をご覧ください。『国内の大手仮想通貨取引所を徹底比較!』

 

売買を頻繁にやっていこうと考えているのであれば、手数料は『コスト』になりますから、絶対的に安いところで取引をするのが得です。

 

ビットコインFXをやるのであれば、現在はbitFlyerのLighteningFXでは手数料は無料ですので、こちらはおすすめです。

 

余談になりますが、bitFlyerのLightening FXでは昨年末から今年の1月までに現物のBTC価格との乖離が一時30%もあった為、乖離縮小対策としてSFDという制度を導入しました。

 

SFDの詳しい内容についてはbitFlyerの公式サイトでご確認いただいた方が正確です。

 

簡単に言うと乖離を縮小する方向にポジションを持つ(利確決済含)と、0.5〜2%利益がのった状態でポジションを持てて、乖離を開く方向にポジションを持つ(利確決済含)と損益がのった状態でポジションを持つことになる制度なんですが、やっぱり言葉で説明すると分かりづらいですね(^_^;)

 

まぁ、これはbitFlyer Lightening FXをやる方にしか適応されませんので、bitFlyer以外の取引所をご利用になる方にはあまり関係のないことなので気にしなくても良いかもしれません。

 

まとめ

今回は『仮想通貨取引所の口座を複数持った方が良い理由3つ!』という事で記事を作りましたが、

1.リスク分散

世界中探しても完全に安全な取引所というのは存在せず、特に仮想通貨業界は常にハッキングのリスクにさらされている状態です。

個人ができ得るリスクヘッジはできるものは全てが行うことが望ましいです。

何故なら、投資は全て自己責任だからです。

2.アービトラージ裁定取引)をする為

取引所間の価格差にすぐに反応できるように準備をしておくと、アービトラージを行うことができます。

3.取引所ごとの手数料の違い

手数料はコストと考える事が重要です。トレードをするなら当然、トレード回数が増えれば増えるほど手数料が重なってコストがかかってくるわけですから、安ければ安いほど良いです。

 

次回以降の記事は実際に取引所ごとの手数料や取扱通貨などの比較をしたいと記事も作っていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。